院内風景
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当院で可能な検査
当院で可能な検査について
- 聴力検査
- めまい平衡機能検査
- 喉頭ファイバースコピー
- アレルギー検査(血液検査) など
聴力検査
聴力の評価を行うために当院ではオージオメータを使用して低音から高温まで、様々な音の聴力を調べます。右耳と左耳をそれぞれ個別に行い、「どちらの耳の聞こえが悪いのか」、「どの音域が聞こえないのか」、「どのくらいの音量から聞こえるようになるのか」などを調べます。
聴力が低下をしていると言葉の聞き取りが悪くなっていることがあります。その場合は語音聴力検査を行い、言葉(単音節)を正確に聞き取れているのかを調べることがあります。 特に補聴器の装用を考えておられる方は言葉の聞き取りの検査が重要になるため診察日とは別に語音聴力検査を行っていただいております。
めまい平衡機能検査
めまいのタイプや状態を診断するために行います。当院では赤外線フレンチェル眼鏡を用いた眼振検査(めまいの時に起きる特有の目の動きを調べる検査)、動揺計による体の揺れ方に異常がないかを調べる検査とともにめまい症状が出現する際には聴力異常が生じることも多いために聴力検査を行います。
目が回る症状よりも身体が揺れるような症状が強いタイプのめまいの場合は寝ている時と立ち上がった時に血圧に大きな違いがないかを調べてめまいの状態を把握します。
喉頭ファイバースコピー
細長い管状のカメラ(ファイバースコープ)を用いて鼻の奥、咽頭、喉頭といった直接目では見ることが困難な部位を隅々まで細かく診察することができます。
鼻の中に腫瘍ができていないか、声がかれている原因が腫瘍ではないか、のどに魚の骨が刺さった様な症状がある場合には実際に刺さっているのかなどのの診断に用います。 太さは3mm以下の極細ファイバースコープを使用します。鼻だけでなくノドの診察を行う場合も鼻からファイバースコープを挿入します。口から挿入するよりも反射が抑えられるため簡単な鼻の処置を行えばすぐに検査を行うことができます。
アレルギー検査(血液検査)
アレルギー性鼻炎(花粉症など)、食物アレルギーなどの診断方法にはいくつかありますが当院では血液検査による血液中の抗体測定をおこなっています。
原因と考えられる物質(植物、昆虫、食べ物など)がある程度予測がつく場合は検査項目を絞って行いますが近年は何種類もの植物や昆虫にアレルギーがおきる方も増えているため多項目にわたって抗体値が測定できる検査を行うことが多くなっています。