補聴器専門外来について
聞こえが悪くなってきた、聞き取りにくくなってきたと感じることが多くなってきた、周囲の者から聞こえが悪いと指摘されたなどで補聴器の使用をお考えの場合は、まずは診察を行わせてください。
耳の状態の診察、聴力検査による聴力の確認を行った上で補聴器装用に関するご相談を行います。
補聴器を装用することによって聞き取りが良くなる方はたくさんおられます。また補聴器を使用することで耳鳴りが軽減したといわれる方もおられます。
当院では補聴器装用の適応のある患者さまに対して予約制で補聴器外来を行っております。
補聴器外来では認定補聴器技能者による補聴器の説明、聞こえの状態にあわせた調整をおこなった補聴器の試聴等を行っていただきます。(補聴器専門店より当院まで出張されてきます。)
補聴器装用の体験後にご希望があれば補聴器の作製をおこないます。もちろん当院において補聴器の体験を行わずに近隣の補聴器専門店において補聴器の体験から作製を行っていただいてもかまいません。その際には当院において行いました検査結果をお渡しいたしますのでお気軽にご相談ください。
(補聴器外来は補聴器業者さんによる外来となりますがその際に不手際が生じた際は遠慮なく当院までお申し出ください。)
補聴器外来の診療時間
補聴器の装用をご検討されておられる場合もまずは診察による耳の状態の確認、聴力の評価が必要となります。診察をおこない補聴器が必要な方には語音聴力検査(木曜午後に行っています。)の予約をしていただきます。補聴器は当院では木曜午後に補聴器専門店の方に場所をお貸しする形で補聴器のフィッティングを行っていただいています。当院での補聴器外来は日程が限定されるためご希望であれば近隣の補聴器専門店への紹介も行っております。
なお、補聴器は医薬品医療機器等法における管理医療機器のクラスⅡに指定されておりますので、医療機関や補聴器専門店などでの調整が必要です。
公費助成が受けられることも
聴力の低下が著しく、身体障碍者の認定を受けた場合は、その聴力に見合う補聴器を購入する費用の一部を市町村から助成してもらうことが出来ます。希望される方は、耳鼻科で検査を受けた際に、ご相談ください。公費助成が受けられるか否か、診察いたします。その上で、該当される方はお住まいの市町村の福祉関係窓口に申請することになります。